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合法的に全裸でバイクに乗りたい【文系がやる空想科学読本シリーズ】

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乗りたい。乗りたいったら乗りたい。画像は可愛いはりねずみです。

 

もし今シェンロンが目の前に現れたら、まず最初に「全裸でバイクに乗ってオッケーにしてくれ」と願うと思う。あとふたつは、現金と不動産で。

 

あ、申し遅れました。こたけというものでございます。よろしくお願いいたします。

 

まず前提として知っておいて欲しいのだが、服を着ていてもバイクに乗るのはめちゃくちゃ気持ちいい。以下の記事でも書いたが、バイクは○ックスより気持ちいい。○ックスを語れるほど○ックスしていないけども。

 

www.kotake.work

 

バイクに乗っている時の、肌が風を切る感覚がたまらないのだ。

 

ここで僕は思った。

 

空気と触れ合う肌の表面積を増やせ(=露出を増やす)ば、もっと気持ちよくなれるのではないか?と。

 

まさに、人間はこういう飽くなき快感への欲求から進化しているに違いない。

 

そこから導かれる結論は1つしかないだろう。つまり、

 

「全裸でバイクに乗りたい」だ。当然の帰結である。これがいわゆる哲学的帰納法だ。デカルトも草葉の陰から涙を流しているに違いない

 

全裸でバイク乗った場合、人体の限界を超えた速度で流れる風を全身で受けることで、バイクに乗ってるあいだは自然(ネイチャー)との○ックスが実現されると考えられる。まさに原点回帰。母なる地球との○ックスなので、母子相姦だ。

 

これは、僕が狂人(くるいびと)だからこう思うわけではなく、全ての人間が「全裸でバイクに乗りたい」という願望を有している。これは、マズローの欲求階層説によっても証明されている。

 

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「全裸でバイクに乗りたい」僕の内側からフツフツと湧き上がるこの欲求に、しかし、1つの壁が立ちふさがる。

 

そう、「法律」である。

 

正確には日本の法律だ。まだあまりわからないのだが、どうやら日本の法律は全裸でバイクに乗ることを禁止しているらしい。なんてことだ。さながら畜生である。人権侵害だ。

 

しかし、僕は負けていられない。にっくき国家権力の網の目をかいくぐって、裸でバイクに乗りたい。仮にも東京大学で学を修めてきたんだ。法の抜け穴をつくくらいできるはずだ。合法ドラッグがいけるなら、合法裸バイクだって絶対いける。

 

そんなわけで、本エントリでは「合法的にバイクに全裸で乗るためにどうしたらいいか」を考察してみたいと思う。やっていきます。「文系版の空想科学読本」的な感じにして行きたいです。

 

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空想科学読本 1 [新装版] *3

 

 

 裸でバイクに乗ると何の罪に問われるのか

 

まず、全裸でバイクに乗った場合どのような罪にあたるのか調べてみた。戦いは、敵を知るところからである。

 

調べてみるとどうやら、「公然わいせつ罪」というものに該当するらしい。人が裸になって逮捕されるときは、だいたいこれっぽい。以下のような内容だ。

不特定多数の人の目に触れるような場所で公然とわいせつな行為をする罪。刑法174条に定められ、罰則は6ヵ月以下の懲役もしくは30万円以下の罰金、または拘留科料とされている。 (コトバンクより)

 

どうやら「公然とわいせつな行為をすること」が公然わいせつ罪らしい。パワー系で笑ってしまう。

 

「最悪6ヶ月の豚箱を我慢すれば全裸でバイクに乗れるな...」とも思ったが、それだと記事の趣旨である「合法的にバイクに乗る」を頭から否定することになるのでやめた。

 

しかるに、「公然」・「わいせつな行為」が具体的に何を指すのかを調べてみないといけない。有り得ないとは思うが、もしかしたら「全裸でバイクに乗ること」はわいせつな行為ではないかもしれないからだ。

 

あと、どうでもいいんだけど、

2009年4月23日、アイドルグループのメンバーが、東京都内の公園で全裸になったとして、公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された(翌日釈放)。この逮捕とメンバー宅への家宅捜索、さらに鳩山邦夫総務相が「なんでそんな者を(地デジの)イメージキャラクターに選んだのか。恥ずかしいし、最低の人間だ」と発言したことに対しては、「行き過ぎではないか」との批判の声もあがった。(コトバンクより)

 

 こんな具体的エピソードに基づく補足、要る?

 

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こんな画像作らせないでほしい

 


 

「わいせつな行為」とは

 

まず、わいせつな行為について詳細したい。過去の最高裁判決によればわいせつな行為とは、

 

徒らに性慾を興奮又は刺激せしめ且つ普通人の正常な性的羞恥心を害し善良な性的道義観念に反するもの 

 

昭和26年5月10日 最高裁判所 判例, http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=54650

 

とのことである。ガチガチに高尚な日本語なのに、書いてあることは低俗でついつい笑ってしまう。「いたずらに性欲を興奮または刺激せしめ」て。せしめるな。

 

具体的には、性器の露出性交性交類似行為などがあげられる。過去には臀部を露出して逮捕された事件もあるので、臀部の露出もわいせつな行為となりうるだろう。(臀部はおしりのことだヨ)

 

未明のコンビニで尻丸出し、公然わいせつで23歳男逮捕 16歳少年も威力業務妨害で - 産経WEST

 

この観点から考えると、バイクに全裸で乗る行為は100%猥褻な行為になってしまうだろう。そもそも、「全裸で」という枕詞がある時点でわいせつな行為に決まってるのに、一瞬でも期待した私が愚かであった。

 

こうなると、全裸バイク(全裸でバイクに乗ること)がわいせつでなくなるためには、「全裸だが恥部は露出していない」というパラドックスを解かないといけなくなってきた。令和のガウスになる時がきたようだ。

 

「公然」とは

 

次に、「公然」とは何かについてだ。過去の最高裁判例によれば、 

公然とは、不特定または多数の人が認識することができる状態

 

(昭和32年5月22日 最高裁判所 判決, 

http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=51579)

 

 

とのことだ。

 

具体的には、

 

・不特定(関係性の薄い相手・合意がなされていない相手)であれば人数は問わない

・合意がなされていても人数が多い

・合意ある少数相手でも不特定に目撃される可能性がある

・お金を払えば入店可能なお店

 

とされている。合意があっても人数が多かったらダメということらしい。

 

ここで注目しておきたいのは、公然性が否定され無罪となったケースの判決である。

 

旅館において麻雀仲間に陰部を見せつけた事件では、公然わいせつに当たらないとの判決がある。この根拠は、

 

・場所が閉鎖的である

・関係者同士に個人的な関係があり特定性が濃い

・目撃した人数が5〜6人である

 

とのことだ。先ほどのわいせつ行為に比べ、こちらの公然性は割と希望があるように感じられるが、いかがであろうか。上記の事件の人たちは、裸麻雀狂(はだかまーじゃんくるい)だったのかもしれない。

 

合法的に裸バイクする5つの方法

 

以上の法律をかんがみて、合法的に裸バイクするための方策を考えてみた。

 

1、光より速く走行する

 

公然性の定義は、不特定多数の人間が「認識」できる状態である。しかるに、たとえ全裸でバイクで走っていたとしても、認識されなければセーフなのではないだろうか。

 

そのためには、人間の目で捉えきれない速度でバイクを走らせればいいのではないかと考えるのは至極当然であろう。

 

ただ、人間の目がどれくらいの速さまで捉えられるのか知らなかったので、Yahoo!知恵袋を検索してみたところ...

 

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どうやら、光速を超えれば人の目には映らないようだ。僕はアインシュタインじゃないけど、これは当たり前すぎる気がする。あと、この質問は医学系のカテゴリで質問した方がいいということもセットで学んでしまった。

 

そういったわけで、光より速くバイクを走らせれば公然わいせつ罪で逮捕される可能性はかなり低いただ、これはめちゃくちゃ速度違反なので、公然わいせつ罪よりはるかに重い罪に問われる可能性が高い。やめといたほうがいいかもしれない。

 

2、街の住民をだいたいポアする

 

第2の解決策は、ポア作戦である。すでに放送コードとしてアウトな感じがあるが、一応説明する。

 

要するに、人がいなければ公然性なんて発生しないのだ。どれだけ全裸で暴れまわっても、見る人がいなければ、罪には問われない。

 

しかるに、自分がバイクに乗りたい街に住んでいるやつら(俗に、住民)をだいたいポアしてしまえば、裸バイクも公然わいせつになるまい、ということだ。

 

ただし、全員ポアる必要はない。裸麻雀狂事件でみられたように、親密な関係にある5〜6になら裸を見せつけても罪には問われない。

 

よって、家族や知人など自分に都合のいいやつら5〜6人のみを残し、それ以外のやつらをポアするのが適切と考えられる。

 

思考のプロセスとしては、確実にジェノサイドを起こす独裁者と同じだ。ポル・ポトも裸バイクがしたかったのかもしれない、という常人には思いつかない世界史のifも見つけてしまった。

 

だが、法治国家日本においては「私的な目的のために他人をポアすること」はもっとも重い罪に問われることになっており、公然わいせつ罪は免れ得たとしても、死刑になる可能性が非常に高い。

 

リスキーな案なので、決してやらないように。

 

※ここでいう「ポア」はフィクションの単語であり、実際の人物団体等とは一切関係ありません。「ポア」のニュアンスをしては、他人をあいまいにするという感じであり、暴力的な表現ではありません。This blog is EDUCATIONAL sponsored by JC(ジェー⤴︎シー⤴︎)

 

3、裸バイク専用のドームを作る

 

最初の2つの解決策が「合法だけど新たな違法を生み出して」しまったので、ここらで方向を修正しよう。

 

3つも解決策は、裸バイク専用のドームを作ることだ。もちろん入れるのは自分と、親密な関係にある5〜6人だけである。

 

広さは、まあ広ければ広いほどいい。東京ドームよりは広い方がいいと思う。場所も利便性が高い方が行きやすいだろうから、駅チカとかがいい。帰り道に安いスーパーとかあるともっといい。オートロックもつけられたらつけた方がいい。夜安心だから。

 

内部は、まあお好みに作ればいい。最悪何もなくてもいいけど、あいまいに石とか砂とか入れておくと、ぽくなるかもしれない。

 

この解決策は最強である。閉鎖的な空間なので公然わいせつ罪に問われることはないし、新しい違法も生み出さない。好きなだけおちんちんor/andおまんまんを出してバイク走らせればいい。

 

唯一の欠点としては、金がありすぎて俗世で得られる経験はあらかたしてしまい異常な思考を育むようになった金持ちのジジィでもない限り、こんなことに大金を使うことは無理だってところだ。

 

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金と暇を持て余し違法なことをやりだすジジイの代表

4、ダビデになる

 

これまでは全て公然性をなくす方向で考えていたが、4つ目の解決策は、「全裸をわいせつな行為とみなされないためには」という視点から切り込んでみた。

 

皆さんは、ダビデ像をご存知だろうか?知らない?胎児からやり直せ。

 

冗談はさておき、ダビデ像ってのこれだ。

 

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名前は知らなかったけどみたことある、という人は結構いるかと思われる。

 

このダビデ像、何を隠そう、素っ裸だ。(何も隠してないわけだが)。ちんちん丸出しだ。それなのにこの堂々っぷり。社会的に成功した世界線のクレヨンしんちゃんだ。

 

一応手にはベルト的なものを持っているにも関わらず、恥部を隠すそぶりを一切見せていない。すごい自身である。

 

このダビデ像こそ、公然わいせつを逃れる一縷の望みだ。 

 

すなわち、ダビデ像になってしまえば、たとえ人前で裸になったとしても、セーフ。 間違いない。

 

冷静に考えて、ダビデ像ってダビデっておっさんの裸体だぞ。このよくわからん裸の像を見るために、世界中から何万という人が毎年美術館にやってくる。

 

しかし、「なんでこいつは服をきていないんだ!」なんて意味わからんクレームつける奴は一人もいない。むしろ、裸だからこそ褒められているまであると思う。

 

しかるに、質感、色、フォルム等々、全てダビデ像と同じになれば、裸でバイクに乗っていてもわいせつな行為にならない可能性が高い。

 

みてる人からすれば、「ダビデ像がバイクに乗っている...美しい...」となり、よくわからん評論家がこぞって褒めてくれ、女子大生が#マジダビデ卍とかタグつけてインスタに投稿してくれる。(ダビデ像は白いからインスタ映えするのだ

 

罪に問われるどころか、高く評価されてしまうのだ。これがいわゆる、ダビデ・マジックである。

 

まとめると、裸でバイクに乗る際には、ダビデになるというのが有効な手段だ。

 

5、出産する

 

最後の1つ、出産。これは現状では身体性が女である人しか使うことができない手段だが、非常に強力と思われる。決してふざけているわけではない。

 

なぜなら、これは「緊急避難」という法律的な仕組みを使うからだ。つまり、法律的に違法なことをしても許される状況が定められていつのである。

 

まず、緊急避難とは刑法第三七条に規定されているもので、

 

自己又は他人の生命、身体、自由又は財産に対する現在の危難を避けるため、やむを得ずにした行為は、これによって生じた害が避けようとした害の程度を超えなかった場合に限り、罰しない。ただし、その程度を超えた行為は、情状により、その刑を減軽し、又は免除することができる。

 

 

ということである。要するに、鬼気迫った状況なら多少の法律侵害は許しちゃうよ、ということだ。

 

この緊急避難を援用すると、妊婦さんが公共の場で出産することが公然わいせつとして問われなくなるらしい。

 

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しかるに、一瞬で脱げる服を来て、しかるべきタイミングが来たら、服を脱いでバイクの上で出産する。理論上はこれで裸バイクが合法的に達成されるはずだ。法律に乗っ取って違法性を棄却する。インテリじみた方法である。

 

ただ、倫理的な問題であるとか、産まれてきた子供が確実にいじめられるだとか、そういう話はたくさん出てくると思う。ちょっとわからないけど。

 

一応フォローしておくと、聖徳太子とかキリストは馬小屋で産まれたとされているが、彼らはたくましく成長し一文化を築いているので、バイクの上で生まれた子もそんなに悲観しないでいのかもしれない。そんな子が生まれない世の中が一番だが。

 

終わりに

 

以上、バイクを合法的に乗る5つの手段を検討してみた。いかがであっただろうか。絶対ないと思うが、なるほど〜とかちょっとでも思った人がいたら、詐欺とかに気をつけたほうがいい。

 

あと、

 

 

 

gigazine.net

 

世界は広かった。以上こたけ。

 

 


 

 

*1:空想科学研究所の本

*2:空想科学研究所の本

*3:空想科学研究所の本